きみ つの や い ば 本。 みいみ

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きみ つの や い ば 本

投稿者: ナカムラマサル - 「友だち」って何?と考えるきっかけを与えてくれる本。 「友だち」という言葉はあまり簡単に使ってはいけないな、と本書を読んで思った。 小学5年生から中学3年生の子供たちが主人公の連作短編集。 中心となるのは、和泉恵美、文彦の姉弟。 第1章「あいあい傘」では、足に障害を負った小5の恵美が、体の弱い由香と出会うことによって本当の友だちとは何かに気付き始める。 第2章「ねじれの位置」では、勉強もスポーツもクラス1番の小5の文彦が、転校生の基哉にライバル心を駆り立てられ、大学1年生の恵美に諭される。 このまま時系列順で章は進むのかと思いきや、第3章では恵美が中1の時に時間が戻り、恵美のクラスメイト堀田ちゃんが主人公に。 続く第4章では、中1の文彦のクラスメイト三好くんが主人公となり…と、時間は行ったり来たりするのだが、この構成が物語に奥行きを持たせていて、「ボンタン飴」や「ジャングルジム」といった小道具が生きてくる。 「きみ」と、語りかけるような二人称の文体もポイントだ。 狭い世界に生きる小中学生の方が大人よりもよっぽどつらい場所にいるんだ、と大人の読者をして彼らの視点に立たせる効果もあげているが、きみはきみなんだ、と時に叱咤激励するようにも思われるようなこの人称は、他人は他人であり自分は自分ということに気付かない限り、子供であっても大人になっても人付き合いは難しい、という主題を際立たせているとも言える。 恵美と由香の友情の行方が本書の最大の読みどころとなるわけだが、二人の別れの時が近づくにつれ、何度も涙腺が緩んだ。 ここで私が泣いてはいけない、と歯を食いしばりながら読んでいたのだが、だめだった。 本当に悲しかった。 だが、友だちとは何かという問いに対して恵美が出した結論に、羨ましさを覚えてならなかった。 投稿者: 権大納言 - この小説は、表紙にもなっているとおり交通事故か病気かで足が不自由な女の子の物語・・・なんだろうと思っていた。 が、各章ごとに主人公は変わり、もちろん最初の章で主人公になった女の子が核になっていることは間違いないのだが、今までにはない印象をなんとはなしに受けていた。 それは読み始めてすぐにもあった。 それがどこからくるものなのかと最初は判然としなかったが、よくよく見ればこの小説は二人称になっているのだ。 一人称は「ぼく」「おれ」「わたし」など。 三人称は「〜は」と固有名詞を使う。 物語って大体はそういうものなのかと思っていたが、この小説ではそれが「きみ」という表現になっている。 だから、物語の後の時代から誰かが語っているのか、或いは物語に出る各章の主人公たちを共通して知っている「物」の目線で見ているのか、そういった印象を受けながら読み進めた。 最後にはその意味も分かるのでお楽しみにされたい。 物語は題名にもあるとおり、「友だち」とは何かについて考えさせてくれる。 ケータイでつながっているのが友だちなのか、いつも一緒に話をするのが友だちなのか、困ったときに助けてくれるのが友だちなのか、それとも・・・。 「友だち」なんて言葉、ちょっと照れくさくて面と向かってはあまりしゃべりたくなかったけれど、この物語はそんな年代の心情もまた表現している。 答えははっきりないけれど、それはきっとそれぞれが見つければいい。 そんな物語だと個人的な感想を持った。 紙の本 自分の過去を思い出し、胸がズキズキと痛みながらも読まずにはいられない一冊でした。 投稿者: エルフ - あの日、あんな出来事がなかったら・・・・「友だち」「親友」「ライバル」どんな言葉でも表現できない関係の二人。 ただ想い出だけが沢山残り「もこもこ雲」となってしまった由香ちゃん。 きっと今もどこかにいる「みんな」の中で「みんな」と一緒にいないといけない事に辛くなっている「きみ」へ捧ぐ「友だち」の物語。 毎回、重松清の本を読む時は一人の時かお風呂の中と決めています。 理由は泣けてしまうから。 今回も「花いちもんめ」ではその時が分かっていてもやはり泣けてしまいました。 そしてこれだけ読んでいて自分の過去を思い出し胸が痛くなる作家はいないのではないだろうか?と思えるくらい生々しい「きみ」へ捧ぐ物語の数々。 多分誰もが一度は通る「友だち」の話なのだと思います。 私が自分が大人になって良かったなぁと思う瞬間は無理に「友だち」作りをしなくて済むようになった時です。 一緒にいるけれども無理に「友だち」になる必要はないと割り切れた時は人との付き合いが楽になりました。 この本の設定は小・中学ですが私が「友だち」で悩んだのは高校時代。 気が合わなくても「みんな」の中にいなくてはいけなくてグループに属していた時期、毎日が面倒で、でも仕方がなくて一緒にいた人たち。 だからクラス替えや卒業後、見事にその後の人生で接点がなくなってしまいました。 今ならばあれは同級生であって友だちではなかったと言えるのですが当時は「友だち」として付き合わなければクラスに居場所がなくなるのでは?という恐怖で一杯だったような気がします。 多分今振り返れば冷静にそう判断できるのですが、その当時はそう考えることもなくこの物語に出てくる恵美ちゃんと由香ちゃんの二人の世界に憧れながらその他の子達のように「友だち」の定義を間違えて必死になっていたのでしょうね。 そしてそんな幼稚なことに必死になっている自分も嫌いだったような気がします。 重松清の本はそういう自分が封印してしまった過去と重なる物語が多く、また「きみの話をしよう」と読者自身へ語りかけている文体なので余計に胸にグサリと突き刺さってくるのだと思います。 個人的にはラストの「きみの友だち」がなくてそのまま「花いちもんめ」の恵美ちゃんと由香ちゃんの二人の物語でこの本が終わっても良かったかな・・・と思ってしまいました。 そんなに意識するほどのことでもないのですが、最後に表題作が出てきて、その存在が分かります。 なるほどねえ。 いい作品でした。 こういうことあったかもなあって思ったりしました。 小学のときからわりと友だちの多い方だった自分は、親友って誰だ?って聞かれると困ってしまいました。 親友と呼べる人はいないんじゃないかって思ったりしました。 しかし、親友とはどういう友だちかな?そんなことも分からずに、中学のときに知り合った友達とはよく一緒にいました。 その子が親友だったのだろうかって思ったりしました。 今も年賀状のやり取りはしますが、「過去の」友だちと一緒に飲みに行く機会もなく、結局は今の友だちと言うか付き合いの中で動いているだけの自分でいます。 でも、一緒に飲み行くことや、今でも付き合いがあること自体が、親友の証でもないような感じを受ける本です。 星の王子さまじゃないけど「大切な事は目に見えない」もので、「もこもこ雲」の価値観を共有できるようなことが親友の証なのかも。

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きみが、この本、読んだなら ざわめく教室 編

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子供の読書キャンペーン~きみの一冊をさがそう~ このコーナーではスポーツ庁長官、文化庁長官をはじめとした方々のおすすめする本や、読書関係団体等の取組などをご紹介します。 こどもの教育応援大使 香川照之さんからみなさんへのメッセージ こどもの教育応援大使であり、俳優の香川照之さんから「こども自身や親子で読書をすることの大切さ」についてのメッセージ動画です。 ぜひご覧ください。 香川さんにはお忙しいなか、素晴らしいメッセージを届けていただき、ありがとうございました。 私たちのおすすめの本を紹介します!(敬称略) 11名の方々からのおすすめ本をご紹介します。 急なお願いにもかかわらず、子供たちに届くならと快くお引き受けくださったご厚情に深く感謝申し上げます。 鈴木大地(スポーツ庁長官) 『彼の生きかた』 遠藤周作 著 (新潮社) 言葉が不自由なため弱気で、人とうまく接することができない主人公の一平。 そのため、人よりも動物を愛し、野生のニホンザルの調査に一身を捧げる決意をする。 しかし、無理解な人間たちが立ちふさがるなど数々の壁にぶつかる。 自分の意志を大切に、純朴でまっすぐな生き方を貫く姿を描く長編小説。 主人公が目標に向かってひたむきに努力する姿が、皆さんの心に響くと思います。 受験や就職など人生の節目に、ぜひ読んでみてください。 宮田亮平(文化庁長官) 『じぶんリセット つまらない大人にならないために』 小山薫堂 著(河出書房新社) くまモン生みの親でもある小山 薫堂さん。 アイディアの宝庫であり、人を喜ばせる達人が10代の皆さんに向けて書き下ろした本です。 「夢は大いに語るべし」、それは人に伝えるということがチャンスを広げることになるからだと言います。 この本は、見過ごしてきた大切なものを見つめ直し、人生を豊かにする感性や時代を生き抜く創造性を磨くきっかけを与えてくれると思います。 人とは違う自分。 それぞれの感性や思いに誇りを持って、これからの文化を皆で創っていきましょう。 古坂大魔王(文部科学省 クロス カルチュラル コミュニケーション大使) 『だるまさんが』 『だるまさんの』 『だるまさんと』(だるまさんシリーズ) かがくいひろし 著 ( ブロンズ新社) だるまさんとその仲間のおりなす、シュールで可愛くて病みつきになる絵本。 そこに君達の未来が詰まってます。 どんなふうに自宅でも学校でも学習すると短時間でも効果的に学べるのかを、勉強法(学習方略)の視点から教育心理学という学問の知見をもとにわかりやすく解説。 英語や数学でなぜつまづくのかが書かれているので3,4月に特にお薦め。 梶田隆章(ノーベル物理学賞受賞者・現東京大学宇宙線研究所所長) 『バッタを倒しにアフリカへ』 前野ウルド浩太郎 著 (光文社) 本書は、若いバッタ研究者がアフリカの砂漠での自らの研究体験について書いた本です。 駆け出しの研究者の研究への想いや、いろいろな苦労が書かれていて、著者に共感するところがたくさんあります。 研究というもののリアルな一面を知る機会を与えてくれる魅力的な1冊です。 紺野美沙子(俳優・朗読座主宰) 『学問のすゝめ』 福沢諭吉 著 (書影:岩波書店) 名著として知られる一冊です。 皆さん、一万円札でおなじみの福沢諭吉の顔と名前は知っていると思います。 「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずといへり」という言葉も聞いたことがある、という方も多いでしょう。 旧仮名づかいの文章は小学生には難しいかもしれませんが、インターネットで検索すると、現代語訳や漫画など沢山の種類の本があります。 まずは、自分がチャレンジしやすい「学問のすゝめ」を読んでみてくださいね。 読むとムクムクと学ぶ意欲が湧いてくるから不思議。 是非、この機会に読んでみてください。 そして大人になっても読み返してみてください。 きっと新しい発見があります。 佐藤弘道(タレント・医学博士) 『こども六法』 山崎聡一郎 著(弘文堂) 法律の本と聞くと難しいイメージがありますが、この本はとても分かりやすくて、とても勉強になります。 子どもに限らず、ぜひ親も一緒に読んで欲しい一冊です。 脇をひもにつながれたイヌが一緒に歩いている。 いい風景だった。 いっそのこと家ごと移動しちゃえ。 それを実践しているのがこの村上さんち。 家はすべて発泡スチロール製で手作り。 屋根もちゃんと瓦ぶき。 日本中気ままにどこへでも行けるのに郵便受けもある(笑)。 家が歩いている。 いい風景だ。 スマホを置き、書を開いてひとりになろう。 自分の頭で考えよう。 童門冬二(作家) 『木を植えた男』 ジャン・ジオノ 著、フレデリック・バック 絵、寺岡襄 訳(あすなろ書房) 著者の若いころの体験物語です。 フランスのプロバンス地方に旅をした著者はある山の中で孤独な羊飼いに会います。 土地は荒れていて村には住む人もいません。 羊飼いは老人で口をききませんが、若者を親切に泊めてくれました。 老人は毎日、木の実を荒地に埋めていました。 「木の実は必ず木になり、林になり、森になる」と老人はいいます。 この本は、そのとおりになった老人の努力の物語です。 堀川照代(青山学院女子短期大学教授) 『ライオンと魔女』(ナルニア国ものがたりシリーズ) C.S.ルイス 著、瀬田貞二 訳(岩波書店) 男の子2人と女の子2人の4人きょうだいがイギリスの片田舎の大きな屋敷を探検。 衣装だんすのなかを通り抜けると,そこは白い魔女に永遠の冬にされたナルニア国。 子どもたちは森の王ライオンのアスランとともに魔女と戦いナルニアに春をよみがえらせます。 『ライオンと魔女』ほか全7巻でナルニア国の始まりから終わりまでを描いた壮大なファンタジー。 どれから読んでもOK,どれを読んでもわくわく。 小学生向けですが私は大学の時に読みました。 山崎直子(宇宙飛行士) 『COSMOS』 カール・セーガン 著、木村繁 訳(朝日新聞出版) NASA惑星探査の指導者だったカール・セーガン博士は、遥か太陽系外まで飛んでいくボイジャー探査機に、地球の言語や自然の音などを録音した「ゴールデンレコード」を搭載したことでも知られます。 「COSMOS」を読んで、私たちは「星の子」、宇宙の一部だと感動したことが、宇宙への興味を深めるきっかけになりました。 私たちはどこから来て、どこへ向かおうとしているのか、大きく想像力をかきたてられる本です。 本を通じて、心を大きく旅立たせてくださいね。 書店員が選んだイチオシの本(本屋大賞) 「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2020年本屋大賞」が発表されました。 全国の書店員さんの投票により選ばれた本たちです。 本屋さんで見かけたことのある本もあるのではないでしょうか。 ぜひご覧ください。 新しい扉を開きに行こう!(読書関係団体等のおすすめ本掲載などのご紹介) おうちで読書(青空文庫の紹介) 青空文庫はボランティアの方のご尽力によって運営されるインターネット上の電子図書館で、近代の文芸作品など様々な電子書籍が収録されています。 青空文庫を閲覧することのできるスマホアプリも多数配信されています。 ご自分のパソコンから、スマホから、読書を楽しんでみませんか。 紺野美沙子さんのおすすめ本『学問のすゝめ』も読むことができます。 読書関係団体等の取組をご紹介します。 4月23日は子ども読書の日です 「子どもの読書活動の推進に関する法律」では、4月23日を「子ども読書の日」とすることが定められています。 文部科学省では毎年、特色ある優れた取組を行っている学校、図書館、団体(個人)を表彰するとともに、4月23日に表彰式を行っています。 〇これまでの表彰校等の取組 これまで表彰された学校、図書館、団体(個人)の取組事例を掲載しています。 〇子どもの読書活動推進フォーラム とよたかずひこ氏の講演があった平成30年子どもの読書活動推進フォーラムの動画はこちら! 〇これまでのポスターを一挙公開! これまでの子ども読書の日ポスターを一挙公開!見覚えのあるポスターはありますか?.

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帯に「一生に一人の人にめぐり逢えれば、残りは生きていけるものですよ。 」と河崎きみの残した言葉があるが、それも相手が大政治家、後藤新平であったればこそを実感できる本書である。 後藤新平のような男性がいれば、それが正妻の座でなくとも、寄り添う女性は何時の世にもいると思う。 7人の子どもを産めたのも後藤新平が充分な配慮をそれぞれにしてくれたからだ。 公人としての激務がありながら、きみやその子どもたちに対する気のくばり方は天晴れというしかない。 私人としても激務だったことだろうが、後藤新平にしてみれば何のてらいもない、父性としての、まったくの当たり前の行為なのだろう。 河崎きみが後世その子ども達に後藤新平のことを詳しく語らなかったのは、それほどまでに後藤との間に大切にしたい大きな愛が存在したのだと感ぜられる。 読後感がとても気持ちいい。 後藤新平と河崎きみに「ありがとう」と言いたくなる。 夢から覚めたような気分で「いまの霞ヶ関にいるのは・・・」と悲しくなるのは私だけではないだろう。

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