ヒカゲ シビレ タケ。 たまごの工房 個展・企画展情報blog

自然毒のリスクプロファイル:ヒカゲシビレタケ(Psilocybe argentipes) モエギタケ科シビレタケ属

ヒカゲ シビレ タケ

きのこ雑学講座15 きのこ中毒からの教訓3. <同じ場所から毒きのこ> Bさん夫婦は,庭に食用のハタケシメジが出たのでおいしくいただき,残ったきのこを「また来年も出ますように」と同じ場所へ埋めておきました。 次の年,期待していたとおりその場所から株立ちのきのこが出てきました。 Bさん夫婦は,これを去年と同じハタケシメジだと思い込み,煮込みうどんにして食べました。 10分後,手足がシビレだし,景色が歪み始め,これはたいへんと119番に電話しました。 ところが,自宅の住所がなかなか思い出せず,救急車を呼ぶのに手間取ったということです。 このきのこは,シビレタケ属の一種でした。 シビレタケ属のきのこによる中毒は,幻覚性で,目が回ったり,物が虹色などの極彩色に見えたり,目の前に存在しない物や景色が見えたり,幻聴を伴ったりします。 症状は,多くの場合数時間で治まります。 麻薬の代用として使用する人もいるようですが,人によっては長い間後遺症に悩まされたり,中毒で「空が飛べる」と思い込み,2階の窓から飛び出して大怪我をした人もいるそうですから,面白半分に手を出すことは危険です。 茨城県では,過去にエノキタケと間違えたヒカゲシビレタケによる中毒の事例もあります。 シビレタケ属のきのこは,ハタケシメジやエノキタケのように,しばしば束生(束になって生える)しますが,きのこの姿形はだいぶ異なるので,図鑑などでよく確認すれば,まず間違えることはありません。 きのこは微生物で,その本体は土や木材などの中にはびこる菌糸です。 人の目につかないところで,絶えず縄張り争いをしているので,同じ場所から常に同じきのこが生えるとは限りません。 栽培きのこのほだ木から,猛毒のニガクリタケが生えることも珍しくありません。 きのこの種名は,その都度確認することが大切です。

次の

asayakeha

ヒカゲ シビレ タケ

() : : : : : : : シビレタケ属 1871 () Fr. Kumm. 1871 Agaricus "trib. " Psilocybe Fr. 1821 種 本文参照 シビレタケ属( Psilocybe)とはのキノコの属のひとつ。 世界で広く分布している。 多くの種が幻覚性化合物を含まないにもかかわらず、幻覚作用からよく知られた種であり、として広く知られている。 幻覚作用のあるやを含んでいることが多く、日本ではこれを含むキノコ類は(菌類であるが)として故意の採取・所持・使用が禁止される。 傷つけると青く変色する種が多いが、変色しない種もある。 すべての種がである。 などの食菌と似ているものもあるので注意を要する。 またなどの猛毒菌に形の類似したものもある。 特徴 [ ] シビレタケ属の子実体は多くが小さく、特徴のない、形態学的には典型的な「小さなブラウンマッシュルーム」である。 肉眼的にはこれらは小型から中型で、茶色から狐色、たいてい乾燥すると変色し、胞子紋の色はライラックブラウンから暗紫褐色である。 幻覚を起こさせる種は多くが傷ついたときに青く変色する。 顕微鏡的には、皮膚上の表皮を持ち、クリソシスチジアを失っている。 胞子は表面が滑らかであり、楕円から細い菱形、準六角形などの形があり、それぞれの頂点が発芽孔になっている。 生態学的には全ての種がであり、様々な腐敗した有機物に生育する。 特産の は、傘がひだを巻き込んで閉鎖した ()の一つであり、他のシビレタケ属同様にシロシビン類を含有する。 傷つけると青色に変色するのは、インドール性であるシロシンやシロシビンが酸化された結果である。 菌核の形成 [ ] ()は、2007年にシビレタケ属の模式種として提案された。 2002年のMoncalvoらによる分子系統学による研究は 、現在定義されているシビレタケ属がであると明らかにし、お互いに直接関係しない2つの別個のに置かれ、青変する幻覚作用を持つ種が一つのクレードになり、青変しない種がもう一つのクレードに置かれた。 以前の模式種は青変しないグループの Psilocybe montana であったが、2010年には模式種は青変する Psilocybe semilanceata に変えられている。 2006年のMoncalvoらによるの分子系統学研究では 、さらに広範囲で両者の別を証明しており、ハラタケ目の系統樹を強く支持するものだった。 シビレタケ属は分類学的にに位置しており、この分類は胞子と表皮の形態を基にしている。 Mathenyらによる分子系統学では青変しないものとそれに根本的な位置で近しい関係のものをモエギタケ科の基底に置き、関連分類群をこの科の他の属に含まれるクレードに位置づけている。 しかしながら、もう一つのクレードを構成している青変する種は新編された ()のに関連している。 Moncalvoらの系統額的研究は 、ハラタケ類の Melanotus属が青変しないシビレタケ属のサブグループである可能性を強め、また Kuehneromyces属や Phaeogalera属と間の近い関係を指摘している。 2007年にはRedheadらによる論文でシビレタケ属は Psilocybe semilanceata を模式種として保持することが提案された。 この提言は2010年世界植物科学会議菌類命名法委員会に満場一致で採用され、これによって青変するタイプである Psilocybe semilanceata はシビレタケ属の模式種となった。 以来 Psilocybe semilanceata は模式種であり続けており、今後はおそらく青変するクレードがシビレタケ属に維持され、青変しないクレードはおそらく Deconica属に移動する。 主な種類 [ ]• Psilocybe venenata - ワラくずなどに発生。 傷つけたり触れると青く変色する。 Psilocybe argentipes - この属の中でシロシビンの含有量が多い。 詳しくは該当記事を参照。 Psilocybe subcaerulipes - イネ科植物の間から発生。 傷つけると青く変色する。 Psilocybe cubensis - シビレタケモドキとも野生動物糞上に発生。 傷つけると青く変色する。 Psilocybe subaeruginascens - ワラくず、もみ殻などから発生。 傷つけると青く変色する。 Psilocybe Fasciata - もみ殻上や林内地上に発生。 傷つけると青く変色。 シビレタケと同種との説あり。 () Deconica coprophila - 旧 Psilocybe coprophilaで上記の通り移動。 野生動物の糞上に発生。 変色性はない。 ニコラス・P. マネー『キノコと人間 医薬・幻覚・毒キノコ』小川真訳、築地書館、2016年、164頁。 Mushroom, 2011. Cornelis, Schrevel 1826. 358. 2011年10月4日閲覧。 Paye Y. 2003. Erowid. org website. 1983. The Genus Psilocybe: a systematic revision of the known species including the history, distribution and chemistry of the hallucinogenic species. Beihefte zur Nova Hedwigia 74. Vaduz, LI: J. Cramer. [out of print]• Largent DL and Baroni TJ. 1988. How to identify mushrooms to genus VI: modern genera. Eureka, CA: Mad River Press. 油谷幸子、織田真佐子、橋本貴美子「ヒカゲシビレタケの青変反応に関する化学的研究」『日本薬学会年会要旨集』第126巻第4号、2006年、 39頁。 日本菌学会『菌類の事典』朝倉書店、2013年、63-64頁。 京堂健「シロシベ・タンパネンシス」『オルタード・ディメンション』第9号、2001年、 43-51頁。 Pellegrini, Manuela; Rotolo, Maria Concetta; Marchei, Emilia; et al. 2013. Drug Testing and Analysis 5 3 : 182—185. 2002. One hundred and seventeen clades of euagarics. Molecular Phylogenetics and Evolution 23:357-400. Available from:• 2006. Mycologia 98:982—995. Redhead, Scott; Moncalvo, Vilgalys, Matheny, Guzman-Davalos, Guzman February 2007. Taxon 56 1 : 255-257. Norvell, Loreli February 2007. Taxon 59 1 : 291-293. Twitter この項目は、に関連した です。 などしてくださる(/)。

次の

『油山はキノコの山 その2』

ヒカゲ シビレ タケ

特徴 傘の大きさ 2-5cm程度 形と色 傘 : 黄土色から褐色。 円錐形で中央が盛り上がって尖っている。 表面は平滑。 湿時粘性がある。 ひだ:紫褐色で,密である 柄 :細長く中空。 つばはない。 肉を傷付けると青く変色する。 発生時期 春~秋 発生場所 公園,林の日陰部分に発生。 その他 間違いやすい食用キノコ シロマツタケモドキ,ハラタケ,ツクリタケ 症状 中枢神経系の幻覚症状症状が現れると考えられている。 毒性成分 シロシビンなど催幻覚成分を含む マジックマッシュルームの一種で、麻薬及び向精神薬取締法で麻薬原料植物及び麻薬として規制されている。 使用することも所持することも違法である。 ヒカゲシビレタケの肉を傷つけると青黒く変色する。 1 (1)毒性成分 幻覚成分として,シロシビン,シロシンを含有する。 (2)食中毒の型 神経系中毒 (3) 中毒症状 摂取後 30 分から 1 時間程度で,めまい,催眠,幻覚,手足のしびれなどの中枢神経症状を示す。 数時間持続した後,回復する。 Comparison of Proteolytic-Related Gene Expression in the Skeletal Muscles of Layer and Broiler Chickens Biosci. Biotech. Biochem. , 73, 1869-1871 2009. Determination of psilocybin in hallucinogenic mushrooms by reversed-phase liquid chromatography with fluorescence detection Talanta , 66, 562-568 2005.

次の