サイコパス アニメ。 『サイコパス』アニメと映画のあらすじを徹底解説! | MOVIE SCOOP!

【71.3点】PSYCHO

サイコパス アニメ

シリーズ最新作『PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR』のBlu-ray&DVD発売が2020年7月15日に迫る中、3週に渡って連続インタビューが公開される。 宮野真守(以下、宮野) TVシリーズ『PP3』は1話1時間という枠だからこそできる硬派な刑事ものという印象がありました。 僕は法斑静火を演じるのにあたり、(塩谷直義)監督のお話を伺いながらお芝居していたのですが、「彼がなぜこんな行動をするのか」「彼が何を目指しているのか」の答えを聞くたびに驚きがありました。 この『PP3』にはいろいろな伏線が張りめぐらされているんですが、その細かい作り込みに監督の愛情を感じるんですよね。 監督はこの作品で、どれだけやりたいことがあるんだろうと。 その膨大な設定や巧みな構成がこの作品の最大の魅力だと思います。 宮野 彼が何をやろうとしているのか、それが表向きにはわからない。 その謎めいたところが、静火のひとつの魅力だと思うんです。 ただ、その謎めいた静火を、僕は謎のまま演じてはいけないなと思って、収録のたびに監督に情報をどんどん更新してもらって、静火の中にある信念や正義感を貫き通すということを念頭に置いていました。 その信念や正義感が劇中に表に出てくることはほとんどないのですが、静火が抱いている想いを考えながら、声を出していきました。 宮野 実は『PP3FI』で一度だけ、彼が穏やかに語り掛けるシーンがあるんです。 今までの彼とは違う語り口で。 あのシーンで、彼の精神性や目的に対する思いが垣間見えるんです。 あのシーンは、静火が初めて表に出した感情なんです。 きっと、そのシーンを見ると、彼がより不思議に見えると思います。 宮野 今回の魅力のひとつは、この2人(灼と炯)のキャラクター性だと思います。 新しいバディのかたちと、新しい能力にシリーズのファンのみなさんも驚いただろうし、事件の捜査の在り方や人の描かれ方が広がっていくことで、物語が面白くうねりを見せていく。 バディの関係性も変わっていくし、それぞれの成長物語も描かれるところが、とても面白いです。 あのときの炯にはどんな印象がありましたか? 宮野 炯はすごく実直だし、正義感も強いうえに、弱点(妻の舞子・マイヤ・ストロンスカヤ)がはっきりしている。 静火から見ると、ある意味で扱いやすい相手だったんでしょうね。 同時に、静火の狡猾な一面が垣間見えたんじゃないかと思います。 〈ビフロスト〉という場をどのように捉えていましたか? 宮野 〈ビフロスト〉で会話をしたときはシビれましたね。 ふたり(代銀と裁園寺)には負けられないなと。 ふたりを演じるのは大先輩(中博史/代銀遙熙 役、田中敦子/裁園寺莢子 役)の方々で、役者としては胸をかりますが、静火としては相対している心持ちでした。 緊張感を抱きながらも、言葉を交わさせていただきました。 宮野さんには〈シビュラシステム〉が管理する社会に対して、どんな思いがありましたか。 宮野 〈シビュラシステム〉は正しい、正しいんです、けど……それで良いのか? そういう「けど」が付いてしまう気持ちになるところが、この作品の面白いところだと思います。 犯罪面に関しては(潜在犯を取り締まることで)犯罪者が少なくなるわけで、もしかしたら治安が良くなるのかもしれない。 職業の適性を判断してくれるというのも人生の早道なのかもしれない。 でも、正しいことや早道することだけが面白いことかというと、そうでもないと思うんです。 僕はいろいろな経験をさせてもらってきたからこそ、今それが肥やしになる仕事をさせてもらっている。 どんな人生でも、遠回りやいろいろな経験を積むことが、より豊かな生き方につながっていくことだと思うんです。 たとえば、職業であっても、僕は自分で適性を見つけていくことのほうが好きですね。 だからこそ「〈シビュラシステム〉と人間」という題材は面白いなと思います。 システムだけに頼りきりになると、間違いがあっても気づかないし、間違った正義を信じてしまうかもしれない。 だから、システムには人間がいる。 そのテーマが、この『PP3FI』でも描かれています。 宮野 これまで静火を見てきてくれた方は「なかなかしゃべらないキャラクターだな」と思っていたかもしれません。 きっとラスボスだろうと思っていた人も多いと思います。 第8話の炯に対する態度とか、いかにも怪しいですからね(笑)。 でも、『PP3FI』をご覧になると、静火がまぎれもなくメインキャラであったことがわかると思います。 僕も『PP3FI』のストーリーを知って、安心しました。 ぜひ、ご覧いただき、その展開を楽しんでください。

次の

PSYCHO

サイコパス アニメ

TVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス 3』の脚本を手掛ける冲方丁、深見真、吉上亮による座談会の様子が到着。 本作の始動時のエピソードから、3人で手掛ける脚本づくりの裏話などが明かされた。 『PSYCHO-PASS サイコパス 3』は、人間の心理状態を数値化し管理する近未来社会を舞台に、正義を問われる警察機構を描くオリジナルSFアニメーションのシリーズ最新作だ。 このたびの座談会には、シリーズ作品に参加し、本作でも脚本を手掛ける3人が集結。 『PSYCHO-PASS サイコパス 2』のシリーズ構成・脚本を担当した冲方、TVシリーズ第一期で脚本家デビューした深見、スピンオフ作品『PSYCHO-PASS ASYLUM』やシリーズの過去を描く『PSYCHO-PASS GENESIS』を執筆した吉上が、新作の脚本づくりやシリーズを振り返ったクロストークを繰り広げている。 冲方:プロデュースサイドや塩谷(直義)監督から、今回のキャラクターを全部新規にして、時間軸をどこ(劇中の時間は第二期から6年後の2120年)にする、といった具体的な注文がありました。 それを受けてシリーズ構成を組みあげて、おふたり(深見、吉上)に脚本を書いていただいたというかたちです。 深見:冲方さんと塩谷監督のコンビネーションが良くて。 まず、ふたりの中で出来上がっている感じがありました。 冲方さんが組み上げられたシリーズ構成がすごく緻密で。 こんな緻密な構成は見たことがない! というレベルのものだったんです。 そこで僕が最初にやった仕事は「そのシリーズ構成から柱(エピソードのテーマ)を立てて、ハコ書き(シーンの具体的な要素をまとめる)にしてください」というものでした。 冲方:深見さんはさすがだな、と思ったのは僕が投げた球を、曲げて返してくるんですよ(笑)。 シリーズ構成にはいないキャラが、足されて返ってくる。 たとえば、小畑ちゃん(ファースト・インスペクター梓澤廣一の協力者である小畑千夜)は深見さんだから生まれたキャラクターです。 深見さんの変化球がおもしろいから、こちらもさらに曲げて返す。 深見:僕らのシナリオ作業を見て、もっとおもしろくしてやろうと冲方さんが後半のシリーズ構成をさらに書き換えるんです。 冲方:ここぞとばかりにふたりが変化球を投げてくるので。 良いリズムで脚本作業ができたと思います。 時間はかかったけれど。 深見:冲方さんがおつくりになったシリーズ構成やプロットを読んだときはびっくりしたんです。 どこを切っても新しい『PSYCHO-PASS サイコパス』なんです。 ビフロストの登場、インスペクターたちの設定。 全員がちょっとずつ事件に加担していて、誰も犯罪者と自覚していない仕掛け……。 おもしろいものになっていると思います。 1 罪と罰』で脚本に初参加、そして今回TVシリーズの脚本に初参加ですね。 吉上:僕は中盤の話数を担当していたのですが、プロットの段階でみんながどんどんアイデアや要素を盛り込んでいくので、脚本がものすごい文字数になってしまって。 冲方:それは吉上さんのクセだよね。 何を書いても、すごいボリュームに仕上げちゃう。 深見:吉上さんの脚本は、どちらかと言うと小説なんですよ。 冲方:わかる! 僕もアニメの脚本を書き始めたころはそうだった。 吉上:冲方さんに脚本の修正を細部の細部まで入れていただき、すごく鍛えられました。 キャラクターの特徴や魅力を教えてください。 冲方:最初に塩谷監督、プロデュースサイドから「キャラクター総とっかえ」という話があって、その中で「監視官はバディふたり」で考えてきてほしいと依頼されて。 「監視官のバディもの」で「片方が入国者で、ふたりは幼なじみ」「身長差がある」というのも最初から決まっていたと思います。 そこから僕が心理担当と戦闘担当のコンビはどうだろうと考えて、メンタリスト(心理分析者)と軍事経験者のバディを提案しました。 深見:最初にホン読み(脚本打ち合わせ)に参加したら、いきなり冲方さんから「深見さんの書いた慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフを見たいから、第1話を書いてみてください」と言われたんですよ(笑)。 灼は一見、ふにゃっとしているけど頭が良い。 へらへらしているけど正解をすぐに見つけて、そこへ走っていく。 最初は苦労しましたね。 冲方:下手をするとイヤみな奴になっちゃうんです。 深見:最初は「イヤみな奴に見えても良い」と冲方さんもおっしゃってましたよ。 冲方:しらずしらずのうちに会話をリードして、自分の有利な方向に持っていくキャラクターですからね。 吉上:人たらしなんですよね。 そういう意味では一番刑事っぽいかもしれない。 冲方:犯罪者と仲良くなってべらべらしゃべらせて、そして逮捕するっていう良い刑事ですね。 深見:僕はもともと冲方さんの小説をがっつりと読ませていただいていて。 『マルドゥック』シリーズ、『シュピーゲル』シリーズ、そして時代もの……そんな方とご一緒させていただくだけでも刺激になりますよね。 頭の良くない言い方になりますが「頭が良い方だなあ」と(笑)。 冲方さんと打ち合わせをすると、自分の頭もフル回転させないといけない。 この打ち合わせを経たあとだと、脚本の見方が変わるような刺激的な現場だったと思います。 冲方:『PSYCHO-PASS サイコパス』の現場にいると、「クリエイターってみんな頭がおかしいんだな」と思いますね(笑)。 もちろん誉め言葉なんですが、第一期を手掛けた虚淵(玄)さんも、深見さんも、吉上さんも、みんなどこか普通じゃない。 だから、楽しいものができるんだなと思いますね。 吉上:僕は10代のころから、冲方さん、深見さんの作品を愛読してきて。 おふたりからの影響をすごく受けているんです。 自分自身にもすごく大きな成長の機会になりましたし、深見さんがおっしゃるように脚本の読み方が変わりました。 日本SFエンタメの先端で活躍する作家が集まって、本当にすごいTVアニメがつくられているんだぞ、「みんな、見てくれ!」と断言できる現場でした。 G CAST 慎導灼:梶裕貴 炯・ミハイル・イグナトフ:中村悠一 雛河翔:櫻井孝宏 廿六木天馬:大塚明夫 入江一途:諏訪部順一 如月真緒:名塚佳織 唐之杜志恩:沢城みゆき 霜月美佳:佐倉綾音 ドミネーター:日高のり子 法斑静火:宮野真守 代銀遙煕:中博史 裁園寺莢子:田中敦子 小宮カリナ:日笠陽子 ラウンドロビン:森川智之 梓澤廣一:堀内賢雄 小畑千夜:矢作紗友里 狡噛慎也:関智一 宜野座伸元:野島健児 須郷徹平:東地宏樹 六合塚弥生:伊藤静 花城フレデリカ:本田貴子 常守朱:花澤香菜 (C)サイコパス製作委員会 《MoA》.

次の

「PSYCHO

サイコパス アニメ

続きが気になる重厚なストーリーと数々の魅力的なキャラクターたちによって、テレビアニメの放送終了後も根強い人気が続いている『サイコパス』。 「近未来SF」「警察もの」「群像劇」の3つを基本コンセプトとして制作された本作は、科学が発展し人工知能が善悪を判断するようになった日本が舞台。 警察組織である公安局のメンバーたちそれぞれの葛藤や活躍、そして敵対する犯罪者たちの異常性が鮮烈に描かれています。 既に映画化もされた上、第1作が放映された2012年から7年後経った2019年にも新たな劇場版三部作の連続公開が決定した本作。 それほどまでに人気を博している『サイコパス』の魅力に、ストーリーのネタバレ込みで迫っていきます! 『サイコパス』の世界 人工知能「シビュラシステム」によって統治される2112年の日本。 そこでは、個人が犯罪を起こす可能性が犯罪係数「サイコパス」として数値化・色相化され、規定値を超えた者は罪を犯していなくても「潜在犯」として法に裁かれてしまいます。 そんな監視社会で、シビュラよって発砲を許可される特殊拳銃「ドミネーター」を携えた 警察組織「公安局」のメンバーたちは、シビュラの目を掻いくぐり、罪を犯そうとする犯罪者たちに立ち向かいます。 犯罪を追う過程で犯罪を理解していくがゆえ、自らの犯罪係数も上昇してしまうといった刑事たちの葛藤。 そんな刑事たちをあざわらうかのように、狡猾に犯罪を重ねていく異常犯たち。 シビュラによる法の統治に対して生まれる正義への疑問。 さまざまな要素が複雑に絡みあいながら、人間の内面を描きだし善悪のありかたを問う内容が、本作『サイコパス』の根幹となっています。 『サイコパス』アニメ第1期のあらすじ【ネタバレあり】 第1期では ヒロインである 常守朱 (つねもりあかね)が、新任監視官として公安局刑事課一係へ配属されるところから物語が始まります。 朱は、主人公・ 狡噛慎也(こうがみしんや)をはじめ、刑事でありながら高い犯罪係数を持つ 征陸智己(まさおかともみ)や 縢秀星(かがりしゅうせい)、 六合塚弥生(くにづかやよい)の4人の執行官と、 データ分析でサポートをおこなう 唐之杜志恩(からのもりしおん)、もう1人の監視官である 宜野座伸元(ぎのざのぶちか)らとともに、次々と起こる事件の調査にあたります。 新人ゆえに自身の至らなさに悩みながらも、 朱は 狡噛らに助けられながら懸命に事件を解決へと導いていきます。 そんななか、凶悪な犯行を重ねながらもシビュラに犯罪係数を計測されない、 免罪体質という特異性を持った犯罪者・ 槙島聖護 (まきしましょうご)が登場します。 その体質のせいで、 槙島に向けた特殊拳銃「ドミネーター」にシビュラシステムからの発砲許可が降りることはなく、 朱はなす術なく目の前で親友を殺害されてしまうのでした。 狡噛は自身が3年前から追っていた「標本事件」の犯人が 槙島聖護であると考え、法であるシビュラシステムで裁けない 槙島を追うため、公安局を離れて独自での追跡を開始します。 一方で 朱は、シビュラの正体が「 槙島のような免罪体質者200人以上の脳を統合したシステム」であるということをシビュラ自身から明かされました。 シビュラは 槙島もシステムに取り込むことを狙っており、彼の命を狙う 狡噛の排除を企てていましたが、 朱は 狡噛を殺さないことを条件に、 槙島を確保する約束をシビュラシステムと交わします。 槙島の次の狙いが、日本の食料自給を一手に担う施設へのバイオテロであることを予測し現地へと向かう 狡噛と公安局。 征陸智己が犠牲になりながらもテロは阻止されます。 しかし、公安局を離れた 狡噛に個人としての殺人を犯させたくない想いから、彼の後を追った 朱でしたが、 狡噛 は 槙島 を射殺してしまいました。 一連の事件を経て、シビュラに依存しない新たな社会を志す 朱。 そして消息を絶った 狡噛は今もどこかで生きていることを仄めかして、アニメ『サイコパス』第1期は幕を閉じます。 『サイコパス 2』第2期のあらすじ【ネタバレあり】 第1期の結末から1年半後。 2期では主人公となる 常守朱は、監視官・ 霜月美佳(しもつきみか)や執行官・ 東金朔夜(とうがねさくや)、 雛河翔(ひなかわしょう)も加わった新体制の公安局刑事課一係を牽引する立場になっています。 そんな 朱らが新たに調査にあたった事件は、 2係の監視官・ 酒々井水絵 (しすいみずえ)が姿を消してしまい、更に現場では 「WC?」という謎の血文字が残されているという、どこか謎めいたものでした。 そのうえ、確保した犯人は拘置期間中に、犯罪係数が規定値以下まで下がってしまうという異例の事態まで起こります。 畳み掛けるように同様の謎めいた事件が続出し、刑事課のメンバーたちは解決の糸口を探して奔走することになりました。 そんななか、捜査によって 事件の裏で糸を引く カムイ という存在が浮かび上がります。 カムイは自身を含めた人間の犯罪係数を規定値以下の「クリアカラー」にするという能力を持ち、更にはシビュラにその存在を認知されないという特異性まで持ち合わせているのでした。 現場に残されていた「WC?」の意味は「What color? 1度は カムイに迫るものの、ドミネーターに認識されない カムイを実銃で撃つことをよしとせず、その場では逃げられてしまう 朱。 しかし更なる捜査を経て、遂に カムイの正体に辿りつきます。 それは過去に起きた飛行機事故で死亡した小学生184名が、唯一の生存者・ 鹿矛囲桐斗 (かむいきりと)への多体移植によってひとつの命となった存在である、というものだったのです。 その存在はシビュラからは「繋ぎ合わされた死体」としてしか認識されないがゆえ、 鹿矛囲桐斗は「透明人間」となっていたのでした。 更に 朱は、やがて 鹿矛囲の連続する犯行にそれぞれ目的があることに気づきます。 第1の事件では、適性を持たない人間がドミネーターを所持できるか確認すること。 第2の事件では、ドミネーターで執行官が撃てるか確認すること。 そして第3の犯行では、執行官からドミネーターを奪うこと。 そうまでしてドミネーターを収集し、使用可能な状況を整えた彼の狙いは、ドミネーターを連続使用することで、リンクしているシビュラシステムに負荷をかけその所在を導き出すことでした。 そんな 鹿矛囲の真の目的は、自身の存在を認めない社会ー 「シビュラシステム」に対して、己を裁くことができるかどうかを問う、というものでした。 鹿矛囲を裁くには「個人ではなく、集団に対してのサイコパス測定」を認める必要があり、そうなった場合、複数の脳の集合体であるシビュラシステム自身もまた、サイコパス測定と法の裁きの対象になるのです。 朱は 鹿矛囲の目的を認め、シビュラシステムの元へと導く決断をします。 その途中、 朱の色相を濁らせるという歪んだ目的を隠し持っていた執行官・ 東金朔夜が立ちはだかるも、彼を撃退、拘束し先に進む 朱と 鹿矛囲。 さらに、今回の件でシビュラシステムの代表人格として動いていた 東金朔夜の母親・ 東金美沙子(とうがねみさこ)も 朱たちを阻止しようとします。 しかし、シビュラの判断によって、ドミネーターに認識されるようになった彼女をも打倒し、2人は遂にシビュラシステムの元へと辿りつくのでした。 シビュラシステムはその総意として 「個人ではなく集団に対して、犯罪係数の測定を認める」ことを決定し、シビュラに含まれていた犯罪係数の高い者の脳を破棄します。 これによってシビュラは、新たな法の中でもクリアな存在となりました。 そしてその決定により、遂にシステムから認識され、裁くことが可能な存在となった カムイを、 朱は逮捕しようとします。 そこに、拘束から抜け出した 東金朔夜が再び現れ、 朱の祖母・ 常守葵(つねもりあおい)を自身が殺害したことを明かします。 怒りのあまり遂にサイコパスの急激な悪化を見せる 朱でしたが、 カムイの言葉によって希望を取り戻した 朱の犯罪係数は、ドミネーターの執行対象となることはありませんでした。 そうして目的を果たすことのなかった 東金朔夜 は、 カムイ と相打ちになり最期を迎えます。 事件の解決を経て、シビュラからシステムを構成する脳の一員になる勧誘を受ける 朱。 しかし彼女は「今はまだ」そのつもりはないと返答します。 そして、シビュラは集団のサイコパスが測定されることになったことで、1人ひとりはクリアでも集団として裁かれる不安を抱えることになる社会の危うさを指摘します。 それに対して 朱は「私はそこまで悲観しない。 訪れるのは正しい法と秩序、平和と自由かもしれない」と、自らの信じる未来を言葉にするのでした。 『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』のあらすじ【ネタバレあり】 第2期の後である2116年。 主人公はテレビアニメ2期に続いて 常守朱となります。 突如として日本に現れた謎の外国人武装集団を、激戦の末捕えた公安局刑事課一係の面々。 シビュラの判断によって映像データ化されたテロリストの記憶のなかには、あの 狡噛慎也の顔がありました。 狡噛がテロリストを手引きし、日本へと送り込んだのか。 その真偽を確かめるべく、 朱は映像にあった場所、東南アジア連合シーアンへと発つのでした。 シーアンの首都・海上都市「シャンバラフロート」では、紛争が続く地に平和をもたらすという謳い文句で、日本のシビュラシステムがつい最近、導入されています。 そんな現地に立った 朱 は、シーアンの憲兵軍に同行し赴いた戦場で、 狡噛 と念願の再会を果たすことができました。 しかしそれもつかの間、反政府ゲリラを率いていた 狡噛は憲兵隊の大佐が要請した傭兵部隊に捕らえられてしまいます。 シャンバラフロートに戻った 朱は、勝手な行動を咎められて自室に軟禁されてもなお、持ち込んだ機器を用いて政府の裏を暴こうとしますが、察知され意識を奪われてしまいました。 憲兵隊、そして彼らに雇われていた傭兵たちの手によってビルの屋上に連れてこられた 朱と 狡噛は、事故という名目で殺害されそうになります。 そのとき、日本から公安局刑事課の面々が駆けつけ、犯罪者の集団であった憲兵隊を一掃します! これにより救われた 朱と 狡噛は、それぞれの目的に向かうでした。 逃亡した 傭兵部隊の隊長を追った 狡噛 は、駆けつけた 宜野座伸元 と共闘し、辛くも勝利をおさめます。 一方 朱はシーアンの代表へと迫っていました。 その正体は日本のシビュラシステムが成り代わったものであり、シーアンへのシステム導入は、より広い範囲での「最大多数の最大幸福」を実現するためのテストケースであることが明らかになります。 代表に成り代わることでシーアンという国を統治しようとしたシビュラに対し、民衆の支持・承諾を得なければ法は成立しないと説き、辞任して新しい元首を国民の総意で選ぶべきだと語ります。 結末として シーアンの代表は辞任をし、最期は今もなおシーアンのどこかを彷徨う 狡噛の姿が、1期最後のセルフオマージュのように映されて終わるのでした。 『サイコパス』の執行官・監視官とは 犯罪係数の高い人間を処理するには、同じく犯罪係数の高い人間の方が適しています。 そのため公安局には、高い犯罪係数を叩き出しているものの、政府のために働くことを条件に隔離施設から解放された刑事「執行官」が存在します。 彼らは刑事でありながら犯罪係数が高いため、事件を引き起こすリスクを有しており、ひとりで外出することができません。 外出するためには、間違いを犯さないよう厳しく監視する役目の人間「監視官」が同行する必要があります。 この 執行官と監視官が在籍し、犯罪係数が高い人間を取り締まっているのが厚生省公安局刑事課です。 『サイコパス』のドミネーターとは 執行官や監視官はドミネーターという銃型の武器を使って潜在犯を判定します。 ドミネーターを狙った 対象に向けるとそのサイコパスを読み取り、対象が潜在犯だった場合のみセイフティが解除され、武器としての役割を果たします。 すなわち、ドミネーターは相手の犯罪係数によって変化します。 向けた相手の犯罪係数が低い場合、銃は武器としての役割を果たしません。 相手の犯罪係数が基準値よりある程度高い場合は「パラライザー(麻酔銃)」となり、対象の動きを封じます。 このシステムにより、犯罪係数の低い一般人を撃ってしまうという事態は起こらないようになっています。 ただし犯罪係数が一定を超え、「更生が不可能」と判断された場合、ドミネーターは「エリミネーター」となり、対象はこの世から抹消されてしまいます。 このように、犯罪者として罰せられるか否かは、全てシビュラシステムに任されているのです。 シビュラシステムにより監視され、統制された社会に生きることに慣れすぎた人々は、システムの判断を信じ、自分の価値観に従って行動することはほとんどありません。 『サイコパス』アニメ1期の監督は本広克行 アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』の監督は、「事件は会議室で起きているんじゃない。 現場で起きてるんだ!」などの名言で有名な大人気刑事ドラマ、『踊る大捜査線』の監督として知られる本広克行です。 もともと 本広監督は大のアニメ好きで、 アニメ製作会社ProductionI. Gのプロデューサーと意気投合したことがきっかけになり本作の企画が始まったようです。 『PSYCHO-PASS サイコパス』は フジテレビ深夜枠「ノイタミナ」にて、2012年10月から2013年3月に 放送されました。 「ノイタミナ」のコンセプトは、 連ドラのようなアニメで、従来のテレビアニメの常識を覆したいという想いで設立されました。 そのため 刑事ドラマ好きにはたまらない作品となっています。 また、ジョージ・オーウェルの「1984年」やフィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」など、著名なSF作家の小説が物語の随所で出てくるので、SF好きとしては外せないアニメといえるでしょう。 続いてゆく『サイコパス』の人気。 新たな劇場版の情報も! 『サイコパス』で描かれている人の悩みや社会に対する疑問は、私たちの世界にも置き換えることができる普遍的なものになっています。 そんな、 キャラクターたちの魅力と強いメッセージ性は月日を経ても色褪せることはなく、それこそが「サイコパス」の 人気が今なお続く大きな要因のひとつといえるでしょう。 さらに、 新たな劇場版三部作が、映画館で3ヶ月連続公開されています。 1月25日には『Case. 1 罪と罰』が、続けて2月15日には『Case. 2 First Guardian』、3月8日には『Case. 3 恩讐の彼方に』が上映を開始しています。 第1作では監視官・霜月美佳と執行官・宜野座伸元。 第2作では国防軍所属時代の須郷徹平と執行官の征陸智己。 第3作では日本を脱した後の狡噛慎也。 それぞれを主軸とした物語が展開されるもようです。 既に『サイコパス』のファンになっている方も、これから『サイコパス』に触れる方も、ぜひ注目したい内容となっていることは間違いないでしょう。 まだまだ人気の続く『サイコパス』。 その今後の展開からも目が離せませんね! 当社は、本記事に起因して利用者に生じたあらゆる行動・損害について一切の責任を負うものではありません。 本記事を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者本人の責任において行っていただきますようお願いいたします。 合わせて読みたい• このニュースに関連する作品と動画配信サービス.

次の