トリン テ リックス 効果。 どの薬が一番効くの?抗うつ薬比較研究と最新抗うつ薬トリンテリックス(武田薬品工業:4502)

うつ病治療薬「トリンテリックス®錠」の日本における製造販売承認取得について

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武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、以下「武田薬品」)と H. ボルチオキセチンは、米国、欧州、カナダ、チリ、中国、メキシコ、アルゼンチン、韓国、トルコ、オーストラリア、香港、シンガポール、および南アフリカ共和国を含む計83カ国で承認されています。 武田薬品は、ボルチオキセチンが、うつ病の症状をプラセボと比較して統計学的に有意に改善したことを示す国内臨床第3相試験()の結果を基に、2018年9月に厚生労働省に製造販売承認申請を行いました。 本申請は、他にグローバル()および日本(、)で実施した主要な3つの臨床試験の結果にも基づいています。 本試験()は、国内第3相無作為化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験で、日本の成人反復性うつ病患者さん493例をボルチオキセチン10mg群、20mg群、プラセボ群のいずれかに無作為に割り付けました。 本試験では、日本の成人うつ病患者さんの治療薬としてボルチオキセチン群がプラセボ群に対して主要評価項目を含め良好な結果を示しました。 武田薬品 日本開発センター所長 廣田直美は、「トリンテリックスは、深刻で複雑な疾患であるうつ病で苦しむ日本の患者さん、そして医療関係者の皆さんにとって新しい治療オプションになるものと確信しています」と述べています。 ルンドベック社 Commercial Operations Executive Vice President Jacob Tolstrupは、「うつ病で苦しむ日本の患者さんに、この新しい治療選択肢を提供できることを大変喜ばしく思います。 そして、今回ルンドベックは、武田薬品とのトリンテリックスのコ・プロモーションに伴い日本での営業活動を開始し、さらに多くの患者さんに貢献できることをうれしく思っています」と述べています。 ルンドベック社は2007年に日本におけるボルチオキセチンの共同開発および将来的な共同商業化に関する契約を武田薬品と締結しました。 本承認後、武田薬品とルンドベック社はトリンテリックスのコ・プロモーションを行います。 大うつ病性障害は、臨床的うつ病としても知られており、世界中で障害の主な原因になっていると同時に全世界で疾病負担の要因ともなっています。 大うつ病性障害は、精神症状に加え、身体症状および認知障害を併発することがあります。 その症状には、抑うつ気分、興味または喜びの著しい減退、有意の体重減少または体重増加、食欲の変化、不眠や過眠、精神運動焦燥または制止、疲労感または気力の減退、無価値感や過度の罪責感、思考力や集中力の減退、決断困難、および反復的な自殺念慮が含まれます。 <ボルチオキセチン(日本における製品名「トリンテリックス」)について> ボルチオキセチンはセロトニン再取り込み阻害作用並びにセロトニン受容体調節作用(セロトニン3 受容体、セロトニン7 受容体及びセロトニン1D 受容体のアンタゴニスト作用、セロトニン1B 受容体部分アゴニスト作用、セロトニン1A 受容体アゴニスト作用)を有しており、セロトニンだけでなく、ノルエピネフリン、ドパミン、アセチルコリン、ヒスタミンの遊離を調節するとされています。 本剤はこういった複数の薬理作用を併せ持つ初めてかつ唯一の化合物であると考えられています。 ボルチオキセチンは、デンマークのコペンハーゲンにあるルンドベック社の研究者により創製されました。 日本では、武田薬品によって臨床試験プログラムが実施されました。 さらに、欧州、カナダ、チリ、中国、メキシコ、アルゼンチン、韓国、トルコ、オーストラリア、香港、シンガポール、および南アフリカ共和国を含む計83カ国で承認されています。 <武田薬品について> 武田薬品工業株式会社()は、日本に本社を置き、自らの経営の基本精神に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。 武田薬品のミッションは、優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献することです。 研究開発においては、オンコロジー(がん)、消化器系疾患、希少疾患およびニューロサイエンス(神経精神疾患)の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤およびワクチンにも注力しています。 武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。 武田薬品は、約80の国および地域で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。 詳細については、をご覧ください。 <ルンドベック社について> ルンドベックは精神・神経疾患に特化したグローバル製薬企業です。 70年以上にわたり精神・神経科学研究の最前線に立ち、精神・神経疾患をもつすべての人々のより良い生活を目指して支援しています。 世界で推定7億人を超える人々が精神・神経疾患を抱えて暮らしています。 そしてあまりにも多くの人々が適切な治療を受けていない、偏見にさらされている、勤務日数が減少する、早期退職をせざるをえないなどの状況に苦しんでいます。 私たちルンドベックは日々、精神・神経疾患を患っている人々の治療の向上と、より良い生活のために努力を惜しみません。 その取り組みを「Progress in Mind」(プログレス・イン・マインド)と呼んでいます。 Progress in Mindに関する詳しい情報は、 をご覧ください。 ルンドベックは、現在50ヵ国以上、約5,000人以上の社員を擁し、研究、開発、製造、マーケティング、販売に従事しています。 また、製品は100ヵ国以上で販売されており、研究センターはデンマーク及びカリフォルニア、製造工場はデンマーク、フランス、イタリアにあります。 2018年の収益は181憶デンマーククローネ(約3,019憶円)でした。 ルンドベックに関する詳しい情報は、及びをご覧ください。 なお、患者の状態により 1 日 20mg を超えない範囲で適宜増減するが、増量は 1 週間以上の間隔をあけて行うこと。 <注意事項> 本文書に記載されている医薬品の情報は、両社の経営情報の開示を目的とするものであり、開発中のものを含むいかなる医薬品の宣伝、広告を目的とするものではありません。

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トリンテリックス錠10mg

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うつ病、統合失調症、パーキンソン病など。 精神神経疾患には様々な疾患があり、症状も多岐に渡ります。 それぞれの疾患については、例えばセロトニンという神経伝達物質が過剰だとか不足しているとか、ドパミン受容体という受容体がダウンレギュレーションしているだとか、 疾患の状態についてはある程度分かっておりますが、その状態を正常に戻すという対症療法的な治療をしているのが現状です。 最新の抗うつ薬トリンテリックスだって、セロトニンを補い(再取り込み阻害)、かつセロトニン受容体を刺激するという単純な作用機序なわけです。 つまり 精神疾患については根本的な原因が分かっていないということです。 だから 精神疾患には根本的な治療法がないのです。 精神疾患の方の脳を取り出して実験するわけにはいきませんので、なかなか難しい問題ですね。 しかしこれが 精神疾患における薬物療法の満足度が低い大きな原因の一つとなっています。 やっとのことで精神科を受診したのに、副作用我慢して薬を服薬しているのに、ずっと服薬を続けているのに、効果が微妙というのは、何とも言えず申し訳ない気持ちになります。 ところが近年、これまでの常識を塗り替える、というかもう少し上流に遡る学説が提唱されています。 多岐に渡る 精神疾患の原因の一つが「脳の炎症である」という学説です。 これを 精神疾患の炎症仮説と呼びます。 なぞの大学が提唱しているとんでも学説ではなくて、日本神経精神薬理学会等でも専門のシンポジウムが設けられているほどの注目を浴びている 由緒正しき学説です。 今日はその「 精神疾患の炎症仮説」について、最新の知見を交えて簡単に解説します。 私はこの分野の専門家というわけではないので、あくまで触りだけです。 ご興味を持たれるようでしたら、文献をご参照ください。 あくまでとっつき重視です。 専門的内容になりますので、難しい方は飛ばして頂いて、太字だけご覧ください。 脳内にはミクログリアという細胞があります。 この ミクログリアは免疫担当細胞でありますが、中枢神経系の神経炎症のみではなく、シナプスや神経細胞を貪食したり、活性化させることで、 神経回路形成や神経伝達の恒常性維持においても重要な役割を担っています。 ミクログリアは感染、組織損傷、虚血や神経変性などに応答し活性化されると、標的部位において、異物を貪食し, 炎症性サイトカインやフリーラジカル等の細胞障害因子や脳由来神経栄養因子(BDNF)を含む神経栄養因子を産生・放出します。 ミクログリアにも炎症を引き起こすやつと、神経を伸ばすやつがいるということです。 学術的に述べると、ミクログリアM1が炎症性サイトカインを放出、M2がBDNFを放出します。 一部抗うつ薬ではM2が増加することが報告されていますね。 さて、ミクログリアの活性化によって、酸化窒素が誘導され細胞内での抗酸化物質が枯渇し、過酸化を招く 活性酸素 ROS が上昇すると、神経細胞障害をきたします。 そして障害された神経細胞から、グルタミン酸が細胞外に放出され、さらなる細胞障害をきたすとともにミクログリアを活性化させてしまいます(悪循環) この 神経の傷害が各種精神疾患の原因として考えられるという説です。 詳細は各種文献にゆだねるとして、ごく簡単にまとめると上記のようになります。 アルツハイマー型認知症の原因にもなっている可能性 アルツハイマー型認知症の原因ははっきりしていません。 糖尿病などが認知症のリスクなのは、 炎症が誘発されているからかもしれません。 アルツハイマー型認知症に対する新たなアプローチが期待できるかもしれません。 抗炎症薬の活躍の可能性 炎症なのだから抗炎症薬使えばいいのでは?と思われた方もいるかもしれません。 お考えの通り、実際に抗炎症薬を精神疾患モデルマウスに投与している研究もあります。 ただ脳への移行率や副作用の問題などが解決できていない点や、どうしても古い薬となると特許の問題もあり、 製薬会社として積極的に手を出せる状況かというと難しいところです。 精神疾患治療の未来 精神疾患の根本の原因が炎症だとすると、その 炎症をどうにかすることができれば、精神疾患をまるっと治療することができるようになるかもしれません。 仮に炎症が根本的な原因ではないとしても、 既存の薬が効きにくい原因の一つになっているかもしれません。 例えば難治性大うつ病の原因が炎症という仮説もあります。 精神疾患は鑑別の難しい疾患です。 大うつ病や双極性障害、適応障害等、 専門医でも鑑別を誤ることがあります。 もし根本原因が明らかとなれば、「 鑑別自体が不要になるかも」しれません。 更に飛躍した考えではありますが、「 精神疾患に対する万能薬が開発される可能性」もあります。 万が一そのような薬が開発された場合、製薬企業やバイオベンチャーに激震が起こることになります。 これまでの薬剤が淘汰される可能性があるからですね。 それでもこのような薬剤を開発することは、 精神疾患治療薬における究極の目標といっても過言ではないでしょう。 まとめ 精神疾患の炎症仮説について、まとめてみました。 こちらは以前学会に参加したときの内容を参考に作成していますので、難解な部分があったかと思いますが、いかがでしたでしょうか。 たまには学術的な内容でもと思って記載してみました。 (昨日くだらないtweetしたし) 医学薬学の分野は日進月歩です。 医学の歴史をたどってみると、疾患の原因に対する説が大きく変わったことがたくさんあります。 それは新たな治療への糸口となり、医学の進歩を後押ししてきました。 近い将来、精神疾患の原因が解明され、 精神疾患を真の意味で治療できるような日が来ることを信じています。 そのためにも、私のように開発に従事する側は日々研鑽していかないといけないですね! 医薬品開発に従事している薬剤師のるなと申します!株式投資、ゲーム、綺麗な鉱石集めが趣味です。 ブログでは「株式投資関連のお話」や「医薬品開発関連」のお話について書いていきます。 情報のスピードはメディアにはかないませんが、一歩踏み込んだ内容、メディアでは取り上げられないような内容を、医薬品開発担当者の視点で見ていきたいと思います。 たまにくだらないことも書きます。 ブログは2019年12月22日から書き始めました。 だいたい2-3日に1記事を20:30に投稿しています。 最近はTwitterでも活動しています。 また特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。

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抗うつ新薬 トリンテリックス

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11月に新しいトリンテリックス 一般名:ボルチオキセチン が投入されるようだ。 新規のが登場しても、何に使うの?と思うくらい既に多くのが存在している。 Lu AA21004とされているのがトリンテリックスのことである。 薬剤名が決まる前から高齢者のRCTを行っていたようだ。 事前の時点で高齢者は主たるターゲットに入っていたのかもしれない。 この研究は8週間のRCTである。 評価はHAM-D24とMADRSと-S。 患者の平均年齢は70. 6歳である。 成績は下記のようになっている。 トリンテリックス 反応 HAM-D24 53. 001 vs. placebo. 治療成績はさすがにには及ばない。 しかし、高齢者ので有効なのはと、より少しマシなとマイルドな効果があるだけなので、ライバルになる商品が実はしかない。 には及ばなかったとしても、十分に使える薬である。 中止率はトリンテリックス群5. 総合すると、トリンテリックスはに効果では劣るものの、忍容性が高く薬に弱い高齢者でも飲みやすい。 今後、高齢者のでの第一選択がトリンテリックスになる可能性は非常に高い。 日本でも高齢者は増加し、それに比例して高齢者のも増えていくため、トリンテリックスはその時代にフィットしたとして十分な売り上げが出せるのではないかという気がした。 最初は冷やかな気持ちだったが、この薬はたぶん売れる部類の薬になるだろう。 的に書くと的でいやらしい感じがするが、患者にとっても、効かない薬を飲まされるよりも、臨床的な効果が確かめられている薬を飲めるようになるということは、健康を取り戻す人が増えることであり、とても良いことである。 LLDについて直近のレビューは以下のものだと思うので、こちらの論文が参考になるだろう。 iDES.

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